大阪市の西部に位置し、運河に囲まれた島のようになっている大正区。
阪神工業地域の中核エリアとして栄え、今またTUGBOAT TAISHOのオープンを控えて新しく生まれ変わろうとしている大正区の魅力をご紹介します。
大正区と西葛西エリアは似ている?
関西に住んだことがない方にとって、大阪市大正区は耳慣れないエリアかもしれません。
大阪市の西、つまり大阪湾に近い場所にあり、区は運河に囲まれた「島」からなっています。
東京で言えば、同じく川と海という水に囲まれた、西葛西エリアと似ている部分があります。
生活の中で水が近い大正区と西葛西は、他にも多文化が感じられるエリア、という似ているところがあります。
というのも、大正区は歴史的に沖縄からの移住者が居を構えてきたエリアで、「リトル沖縄」と呼ばれるほど、沖縄料理のお店や食材を扱うお店がたくさんあるところです。
一方の西葛西は、「リトルインディア」。
インド人の移住者が多く住んできた歴史があり、本格インド料理店やインドの食材・食品を扱うお店、インドの日用品を売るお店などが並んでいるのです。
インディアンインターナショナルスクールには日本人枠もあり、とても人気だそうです。
大正区と同様、それぞれの文化を許容し、受け入れ合うという似ている空気が醸成されています。
西と東で違うように見えても、似ているところがあるのがこの2つのエリアです。
西葛西エリアと似ている大正区が大きく変わるTUGBOAT TAISHOの開業
阪神工業地帯の中華区エリアとして栄えてきた大正区ですが、下町の空気が色濃く残る、とてもあたたかいエリアです。
そんな大正区に、2020年1月18日に複合施設TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)がグランドオープン予定となっています。
TUGBOAT TAISHOはどんな場所かというとホテルや、フードホール、ライブハウス、ワークショップ、イベントスペース、そして川の駅などが集まる、複合施設です。
TUGBOAT TAISHOの計画には大正区役所、大阪府、大阪市といった行政も音頭を取り、街の活性化、他地域との連携を主要な目的にしています。
ホテルのオープンはグランドオープンから少し遅れて2020年春が予定されているのですが、ただのホテルではなくなんと「船上ホテル」!
それだけでも新しい体験ができるエリアになりますね。
TUGBOAT TAISHOからは、あらたに人気のテーマパークや2025年開催の万博会場への定期船や、水都大阪の運河・河川を楽しめるリバーサイドクルーズの就航も予定されています。
さまざまなイベントやワークショップも計画されており、どんなことが行われるのか、そしてどんな街に変わっていくのか、いまから楽しみです。
まとめ
どこか西葛西と似ている部分もありながら昔懐かしい空気が流れ、そして新しく変わる、まさに転換点にあるといえる大正区。
TUGBOAT TAISHOの開業で利便性が上がると期待される、注目のエリアです。
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