大阪市大正区は、大阪市を構成する24行政区の1つで、大阪市の中では丁度南西に位置します。
今回はそんな大阪市大正区がどんな街なのかについて、まとめてみました。
大阪市大正区ってどんな街?:リトル沖縄といわれる大正区
大阪市大正区には沖縄出身者が多く、約7万人の区民のうち、4分の1程度を占めており、リトル沖縄ともよばれています。
なぜ沖縄出身者が多くなったかについてですが、第一次世界大戦後に沖縄から大阪市の大正区に移住者が増えたことに起因します。
当時沖縄では深刻な不況下で食料難となるような状況で、仕事を求めて多くの人がやってきたとのことです。
特に大正区には紡績工場が多かったこともあるため、移住者が増えたということです。
しかしながら、当時、移住してきた沖縄の人は、現地の人たちに差別を受けることもあったようです。
そんな中、沖縄の人たちは互いに助け合って、協力し合いながら、地域に根付きながらコミュニティを形成してきたという歴史があります。
なお、大正区で沖縄の雰囲気が最も色濃いのが平尾本通商店街であり、通称「サンクス平尾」と呼ばれています。
まるで沖縄かのように、南国風の音楽が流れ、店先にはシーサーを多く見かけ、豚足やサーターアンダギーが店頭に並びます。
「かりゆし」「カネシロ」など、沖縄っぽい名前のお店が多く、もちろん沖縄そばなど、沖縄を代表する食べ物のお店があることも特徴的です。
大阪市大正区ってどんな街?:大正区に似ている街
大正区がどんな街かわかったところで、そんな大正区と地形が似ている街として、名古屋市港区をご紹介していきます。
まず、どちらも海に面していて大きな港湾があります。
大正区には大阪港が、港区には名古屋港です。
また、市の中心部から少し離れた場所に位置しているというのも特徴です。
大阪市の中心部といえば、キタといわれる北区とミナミといわれる南区ですが、大正区は少し離れた位置にあります。
そして、名古屋市の中心部といえば、中区の栄ですが、こちらも港区とは離れた場所に位置しています。
それぞれか市の南西部に位置していることや、地図で見ると突起した部分が中州のような地形となっていることも類似点といえるでしょう。
まとめ
大阪市大正区はリトル沖縄と呼ばれるほど、沖縄の文化が色濃くみられる町並みとなっており、市民の4分の1が沖縄出身者を占めています。
また、名古屋市港区とも似ている街であり、市の中心部から離れていて、大きな湾港に面した地域です。
そんな個性豊かな大正区に、あなたもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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